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26 2012

ガルバニウム鋼板 平葺きの成型器 (長尺物を現場で成形)

これは、何の機械でしょうか?

120626-01.jpg

答え:板金の折り機

板金とは、薄く平らに形成した金属のことですが、

建築では屋根材や外壁材、雨仕舞(雨漏りがしないような収まり)の部分に使用します。

作業される方も板金屋さんという専門の業者さん。

120626-02.jpg

右下に写っているロールの原板(ガルバニウム鋼板:厚み0.4mm)を

機械にセットすると・・・折り返しなどがついて、流れ出てくるという感じ。

これで、屋根材として使用できる状態になります。


板金は金属の種類や折り方も様々ですが・・・

写真はガルバニウム鋼板(アルミと亜鉛の合金です)を屋根の材料として使用するために

平葺き用に折っています。

工場で加工して搬入する場合もありますが

道が狭くて搬入出来ない場合や、長くて運べない場合は現場で加工しています。

120626-03.jpg

経年の劣化を防いだり、雨仕舞をよくするために

なるべく継ぎ手のない長尺(一枚もの)を使用するようにしています。

このガルバニウム鋼板を屋根の下のほうから

重ねながら張り上げていくと、平葺きの完成です。

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家づくり埼玉

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