01
2011
日差しに対するひさしや軒の効果
- CATEGORY日当たり・採光・通風
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ひさしや軒の話の続き
日差しに対しての[ひさしや軒]の効果については、方位別に考える必要があります。
方位によって太陽の高度が変わるので、日差しの進入角度が違ってきます・・・。
北面は、日が当たらないので、考える方位は3方向について
まずは、南面。
ひさしや軒が長ければ長いほど、夏の暑い日差しを遮ることが可能ですが
逆に、冬は室内に日光を取り込みたいので、そのさじ加減が必要です。
経験的には、3尺程度(910mm)が有効であると思います。
夏の直射日光をかなり防ぐことができ、冬は、室内の奥の方まで光を取り込むことができます。
基本的な間取りで考えると、一般的に南側にはリビングがきますので、
その南面にはたぶん大きな開口があるでしょう。
その開口部分に長めの軒があるのは、使い勝手から考えても理にかなっています。
また、東や西面は太陽の高度が低いので、ひさしや軒で日差しを防ぐには、少し無理があります。
ただ、南側に準じて開口部があるでしょうから、ある程度のひさしは必要になってくると思います。
日差しの防御自体は、すだれ、障子、グリーンカーテン、落葉樹などで対応するのが効果的だと思います。
(南側の開口部も朝日、西日が入ってきますので、同様に効果的です。)

(この住宅は、こちら)
細かく考えていくと、住んでいる緯度によって太陽高度もかなり変わってきますので
適正なひさしや軒の長さは、世界中の国々によって異なってきます。
(日本の中でも、太陽高度はかなり違います。)
地域それぞれに風土に根ざした屋根のかたち・長さがありますので
見た目の好みだけで他の地域の様式を利用するのには、ちょっと抵抗があります・・・。
日差しに対しての[ひさしや軒]の効果については、方位別に考える必要があります。
方位によって太陽の高度が変わるので、日差しの進入角度が違ってきます・・・。
北面は、日が当たらないので、考える方位は3方向について
まずは、南面。
ひさしや軒が長ければ長いほど、夏の暑い日差しを遮ることが可能ですが
逆に、冬は室内に日光を取り込みたいので、そのさじ加減が必要です。
経験的には、3尺程度(910mm)が有効であると思います。
夏の直射日光をかなり防ぐことができ、冬は、室内の奥の方まで光を取り込むことができます。
基本的な間取りで考えると、一般的に南側にはリビングがきますので、
その南面にはたぶん大きな開口があるでしょう。
その開口部分に長めの軒があるのは、使い勝手から考えても理にかなっています。
また、東や西面は太陽の高度が低いので、ひさしや軒で日差しを防ぐには、少し無理があります。
ただ、南側に準じて開口部があるでしょうから、ある程度のひさしは必要になってくると思います。
日差しの防御自体は、すだれ、障子、グリーンカーテン、落葉樹などで対応するのが効果的だと思います。
(南側の開口部も朝日、西日が入ってきますので、同様に効果的です。)

(この住宅は、こちら)
細かく考えていくと、住んでいる緯度によって太陽高度もかなり変わってきますので
適正なひさしや軒の長さは、世界中の国々によって異なってきます。
(日本の中でも、太陽高度はかなり違います。)
地域それぞれに風土に根ざした屋根のかたち・長さがありますので
見た目の好みだけで他の地域の様式を利用するのには、ちょっと抵抗があります・・・。