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18 2018

リノベーション 古い材料と新しい部材の対比 (入間市)

古い建物のリノベーションでは、

「古いまま残っている部分」と「新しく作る部分」が必ず生まれます。

お互いをケンカさせずに、古い部材の素材や色に合わせて全体を仕上げていく納め方もありますが

あえて「新しい部分」を新しいまま見せることも有効な場合があります。

素材や色など・・・、新旧お互いを対比させることで、それぞれの良さをさらに引き出す方法です。

新しいものを古く見えるように合わせて作っても、

古いものの存在感に力負けしてしまいますし、

それはニセ(フェイク)の経年変化ですから…。

フェイクが1つあるだけで、全部がウソに見えてしまう危険性もありますし、

かえって空間全体がぼやけて、魅力がなくなってしまう場合もあるからです。

写真の壁は、(旧)土壁と (新)ペンキ仕上げの対比

床はオークの(旧)無垢フローリング(こげ茶)と(新)杉フローリング(クリア)・モルタルの対比

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