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2017
【丁寧な仕事の積み重ね:ガルバニウム鋼板の現場加工】 埼玉の設計事務所の家づくり
- CATEGORY設計監理(現場のこと)
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住宅の現場:外壁の入り隅(いりすみ)部分の写真です。
入り隅とは、壁と壁が交わる窪んだ隅のこと・・・。
入り隅の左側が、ガルバニウム平葺きの外壁で、
右側のベニヤ下地の部分は、これから左官屋さんがモルタルを塗って塗り壁になります。
思いつきのデザインで、変えている訳ではありません。
なぜ、左右で仕上げの素材が違うかというと、右の外壁には、深い屋根(軒)があって、左はないのです。
軒の有無で雨掛かりが違うので、外壁の劣化や汚れ具合が全く違うからです・・・。
ガルバニウム鋼板は、アルミと亜鉛の合金なので、基本的に錆びないですし、耐久性があります。
なにせ、屋根によく使う素材ですから・・・。
下部の基礎コンクリートと外壁の間には、水の浸入を防ぐための「土台水切り」があります。
ちなみにこの「土台水切り」も、ガルバニウムで出来ています。
水色のテープがあって、写真がキレイに見えませんが、
このテープ、傷を防ぐための「養生テープ」ですので、ご勘弁下さい。
入り隅の部分で、外壁の色(素材)が変わるために、
職人さん(板金屋さん)が「土台水切り」もここで、色分けしてして下さっています。
とても、丁寧な仕事です。
いい現場は、このような丁寧な仕事の積み重ねで出来ています。
現場でお施主さんには、こういう部分の気遣いや丁寧さを、なるべく説明するように心がけています。


この家の紹介ページはこちら
独楽蔵ホームページは、こちら
入り隅とは、壁と壁が交わる窪んだ隅のこと・・・。
入り隅の左側が、ガルバニウム平葺きの外壁で、
右側のベニヤ下地の部分は、これから左官屋さんがモルタルを塗って塗り壁になります。
思いつきのデザインで、変えている訳ではありません。
なぜ、左右で仕上げの素材が違うかというと、右の外壁には、深い屋根(軒)があって、左はないのです。
軒の有無で雨掛かりが違うので、外壁の劣化や汚れ具合が全く違うからです・・・。
ガルバニウム鋼板は、アルミと亜鉛の合金なので、基本的に錆びないですし、耐久性があります。
なにせ、屋根によく使う素材ですから・・・。
下部の基礎コンクリートと外壁の間には、水の浸入を防ぐための「土台水切り」があります。
ちなみにこの「土台水切り」も、ガルバニウムで出来ています。
水色のテープがあって、写真がキレイに見えませんが、
このテープ、傷を防ぐための「養生テープ」ですので、ご勘弁下さい。
入り隅の部分で、外壁の色(素材)が変わるために、
職人さん(板金屋さん)が「土台水切り」もここで、色分けしてして下さっています。
とても、丁寧な仕事です。
いい現場は、このような丁寧な仕事の積み重ねで出来ています。
現場でお施主さんには、こういう部分の気遣いや丁寧さを、なるべく説明するように心がけています。


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