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27 2017

【延焼の原因は、ホントにソーラーパネルか?】埼玉の建築家

今日は現場の行き帰りに、火災のあった三芳町のアスクルの前を通りました。

以前から、その半端ないスケール感で、この通りでは、かなり目立っていたと思います。

建物は間口約100m、奥行き約250m程度の巨大な建物です。

出火の場所は建物の奥なので様子はわかりませんでしたが、思った以上に入り口部分も燃えています。

ネットのニュースでは、延焼の原因が、窓の少なさに加えて、

屋根のソーラーパネルではないかという考えが囁かれています。

「ソーラーパネルによる漏電や感電の危険性があるために、直接放水が出来ないから」という理由。


今回の真相は定かではありませんが、

確かに、火事や水没の際のソーラーパネルの危険性は以前から問題になっているようです。

消防大学校 消防研究センター 技術資料に「太陽光発電システム火災と消防活動における安全対策」という研究もあります。
http://nrifd.fdma.go.jp/publication/gijutsushiryo/gijutsushiryo_81_120/files/shiryo_no83.pdf

太陽光発電自体は、これからの大切なエネルギー源だと思いますので、

先日書いた「雪害」・「火事」・「水害」などの対策が改善されるといいのですが・・・。

そのためにも、事故の細かな検証が大事ですね。

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埼玉設計事務所独楽蔵家づくり

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