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category: 読書  1/1

庄野潤三の本 山の上の家

数年前に夏葉社の庄野潤三小説選集「親子の時間」に出会ってから、庄野潤三さんの文章、(もしかしたらモデルになっているご自身のご家族のこと)が大好きになってしまって、そのほかの小説も数冊読みました。「山の上の家」の本の帯には「作家案内」と書いてあります。いろいろな小説の舞台となって登場する自邸や備品、家族などの写真があったり、エッセイ、スケッチ、家族の文章なども書かれています。確かに、帯に書いてある通...

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女子高生3人が演じる疑似家族(ファミリー)

「最愛の子ども」著者: 松浦理英子現実の暮らしとは違うレイヤーで存在する女子高生3人が演じる疑似家族(ファミリー)。一方で、そのファミリーの日常も現実の世界です。その3人を好奇心を抑えながら見守り、観察するクラスメイトたち(数名の女子高生)。物語は、クラスメイトの集合体の「わたしたち」によって、語られていきます。主語が「わたしたち」できっちりと特定されていないので、読んでいる自分もその中に含まれてい...

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【この物語の家族が暮らすような家をつくっていきたい!】

三冊の本とも作者の庄野潤三さんとその家族をモデルにした、丘の上の新しい家に住む家族の話。何も大きな事件は起こりませんし、登場人物も場所も変化しません。主人公は家族とその廻りのひとたち・・・。あるのは、平凡な家族の日常や会話だけです。「庭にどんな樹を植えようか?」考えたり、ムカデに刺された話や毛虫の話。夏休みの宿題や運動会など学校や行事の話。「どんな梨がおいしいのか?」考えたり、お姉ちゃんの結婚の話...

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